「連携」していますか?

いいチームが築けていますか?
顔が見える関係を築いていますか?
「連携」を図っていますか?深めていますか?
【目 次】
1.「連携」とは?
2.私たちのまわりの「連携」とは?
3.四日市福祉会の「連携」について
4.まとめ 「つながり」の大切さ
1.「連携」とは?
「連携」という言葉を調べると、『共有化された目的を持つ複数の人及び機関 (非専門職も含む)が、単独では解決できない 課題に対して、主体的に協力関係を構築し、 目的達成に向けて取り組む相互関係の過程』と記載されています。
もっと簡単にまとめると「連携」は、複数の人間や組織が、目的達成のために協力し合って物事を進める・・という解釈になると思います。
2.私たちのまわりの「連携」とは?
「連携」といっても、たくさんありますが、福祉業界でよく使われている「連携」というと・・
・多職種連携(医療・教育など)
・地域との連携
・事業所内連携 等‥
以上のような言葉がよく使用されています。
連携はいろいろなメリットが生まれます。
様々な専門性を活かした情報を得ることができ、視野も広くなり、知識の幅も広がります。それが利用者の方々のニーズに対応でき、サービスの質の向上につながっていきます。ただ、これには情報共有が必須で、またお互いの立場や専門性を尊重し合う事が大切なカギになると思います。
3.四日市福祉会の「連携」について
当法人には様々な職種の職員さんが居ます。
社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士、看護師、理学療法士、栄養士、歯科衛生士、保育士、等‥。その専門性を活かした多職種連携を深めることができる環境があります。
また、相談支援事業所を起点として、各事業所間の課題を共有したり、情報交換をしたりする環境もあります。
ただ、ここにはまだまだ課題が多く、コミュニケーション不足を痛感する場面もあるのではと感じています。
そして地域との連携を見ると、当法人がある羽津地区は地域活動が活発で、まちづくり推進協議会を中心に、数多くの取り組みや研修、イベントが開催されており、その活動に職員や利用者が参加しています。
利用者さんの一部は、地域の方々にいろいろな所で声をかけてもらい、イベントの際には頼りにされる存在にまでなって、地域の一員として活躍しています。中にはLINE交換をして、日々コミュニケーションをとっている方もいらっしゃいます。
まさに顔が見える関係を築いています。
「連携」は、地域の方々と交流できるだけでなく、当法人への理解やイメージ向上などにも期待ができます。
もちろんメリットばかりではありませんが・・。
4.「つながり」の大切さ
「連携」を語る上で、なくてはならい「連携」の1つに「他事業所との連携」を挙げたいと思います。
私は、「他事業所と連携」することで、多くの事を学び、助けてもらう機会がたくさんありました。利用者支援においてもその効果はありましたが、何よりも、自分の無知・無力さを知る機会を与えてもらい、そこから知識をもらい、たくさんのコミュニティの引き出しを増やすことができました。まさに「連携」は、自分の力が試されることにつながりました。圏域を超えての仲間ができ、いいチームができていると自負しています。仕事を超えて、立場も超えて、公私ともに「連携」すること、それが私の大きな原動力になっていることは間違いありません。
「連携」・・今一度「つながり」について考えてみませんか?