コラム

ブランディングチーム発足

当法人では数年前より幹部職員、中堅職員、若手職員からなる「求人チーム」を発足して活動を進めてきました。この中で多くの学生と出会い、福祉学部の学生に限らず幅広い人材に出会うことができ、今現在実際の現場で活躍してくれています。今後の採用活動を考えて、今年度より若手職員を中心とした「ブランディングチーム」を発足することになりました。今回は、企業の採用活動における「採用ブランディング」とは何かを紹介するとともに、当法人が取り組み始めた活動や今後の予定をお伝えしていきたいと思います。

【目次】

1.「採用ブランディング」とは
2.「採用ブランディング」が注目される背景
3.採用ブランディングのメリット・デメリット
4.まとめ

1.「採用ブランディング」とは

採用ブランディングとは、企業認知度や求職者の入社意欲を高めるため、戦略的に企業をブランド化していくことです。他者にはない自社ならではの魅力を発信することで、「働く場所」としての企業イメージを向上させていきます。

採用ブランディングに似た言葉として「採用広報」という言葉があります。採用広報とは、自社で働くイメージをもってもらうため、企業自ら情報発信をすることを言います。採用ブランディングとの違いは、採用広報が発信活動を指すものに対して、採用ブランディングはイメージづくり(ブランディング)の活動を指すということです。言葉の意味は若干異なりますが、実態としては同じような活動を指すことが多いです。

2.「採用ブランディング」が注目される背景

さて、ではなぜいま「採用ブランディング」が注目されているのでしょうか。2つの背景をご紹介します。

・企業が選ぶ時代から選ばれる時代に変化
現在の採用市場では少子高齢化により人出不足が深刻化しています。従来の採用は求人広告等を用いて「転職意欲が顕在化している求職者」という限られたパイを奪い合うのが前提でした。しかし、売り手市場への採用が変化する中で、このような手法だけでは採用はますます難しくなるばかりです。このような採用難の時代に求職者から選ばれるためには、他の会社にはない魅力があることを求職者に伝えて、自社を差別化することがより求められます。

・求職者の仕事選びの価値観も多様化
求職者が会社に求める価値観は多様化しています。かつてのように知名度や待遇、安定性だけではなく、様々なことが重視されるようになりました。求職者は、給与水準だけではなく、有意義な仕事やカルチャーマッチといった項目も上位にきています。どんなことを会社が目指しており、どんな人が働いているのか。こういったことをコンテンツ化し広く発信していくためには「採用ブランディング」は適しています。入社前に会社のことをより深く理解してもらうことは、選考辞退やミスマッチによる早期離職を防ぐうえで非常に重要です。

3.採用ブランディングのメリット・デメリット

ここでは、採用ブランディングのメリットとデメリットを紹介します。

メリットとしては、①企業認知度を高められる(企業情報を積極的に発信すれば、転職潜在層を含む多くの人材にリーチできる)、②求める人材からの応募が増える(求職者の企業理解を深められれば自社にマッチした人材からの応募増加が期待できる)、③採用競合と差別化できる(同業他社との差別化が必要な中、自社の魅力を発信すれば「他社ではなくこの企業で働きたい」と思ってもらえる)、④採用コストを削減できる(求人広告や人材紹介サービスを利用しなくても自然に応募が集まる)、⑤従業員エンゲージメントが向上できる(採用ブランディングの過程で社員が企業の魅力を再認識すれば、業務のモチベーションや企業に対する愛着心が高まる)の5つがあげられます。
また、デメリットとしては、①全社の協力が必要(発信内容と実際の現場にギャップがあれば早期離職のリスクが高まるため、発信内容は全社員が実感または指針としている状態を目指さないといけない)②時間と手間がかかる(即効性が高い手法ではないため、変化の実感に少なくとも1年はかかると覚悟する必要がある)の2つがあげられます。

4.まとめ

今回ご紹介した「採用ブランディング」は時代に合わせた求職者のニーズ等を常にとらえながら、取り組みを進めていかないといけないと改めて感じました。当法人でも今年度より若手職員を中心とした「ブランディングチーム」を発足しました。求職者の中でも新卒採用に力を入れているからこそ、その年齢層に近い若手職員に「どのようにしたら法人の魅力を伝えることができるのか」を話し合ってもらい、発信方法を検討してもらいました。まず、初めの活動として法人のインスタグラムを開設することとなりました。発信に関する頻度や内容等をゼロから考えてもらい、アイコンやプロフィールの作成、それにともなった法人公式キャラクターの作成等行ってもらいました。公式キャラクターはイラストを得意とする職員が考えました。

まだまだスタートしたばかりの当法人インスタグラムですが、ぜひチェックしてみてください。

引用:採用ブランディングとは?重要性や進め方を解説【成功事例つき】 | Wantedly