コラム

色の持つ力って知っていますか?

こんにちは。私は法人内の相談支援事業所で相談支援専門員として働いています。
職場の同僚であり、ネイリストでもある職員との普段の会話の中で「夏っぽい色って?」「好きな色って?」など色にまつわる話をすることがあります。そこで今回は色の持つイメージや心理的な効果について調べてみました。

【目次】
1.カラーセラピーとは
2.色の種類とそれぞれのイメージ
3.おすすめの色の組み合わせ
4.まとめ

1.カラーセラピーとは

カラーセラピーは、色の持つ心理的な効果を利用して、心身のバランスを整えたり、癒しや自己理解を深めたりするセラピーです。古代から、色にはそれぞれ特有のエネルギーや意味があり、人々に影響を与えると信じられてきました。カラーセラピーでは、この色の力を借りて、心の問題を解決したり、自己成長を促したりします。高齢者施設や保育現場でも近年取り入れられ注目を集めています。

2.色の種類とそれぞれのイメージ】

赤・オレンジ・黄のように暖かさを感じさせる色を「暖色」といい、暖色には心を興奮させる心理的な効果や食欲増進効果があります。
青・青緑のように冷たさを感じさせる色は「寒色」といい、心を落ち着かせる鎮静効果があります。
また紫や緑、黄緑などどちらにも分類されない色を「中性色」といいます。
全ての色にポジティブな意味とネガティブな意味の両方があります。
それぞれの色のもつ意味は以下の通りです。

・赤…エネルギッシュ、積極的/怒り、イライラ、恐怖心
・オレンジ…元気、社交的/悲しみ、傲慢
・黄…希望、無邪気、明るく楽しい/幼稚、軽率
・青…冷静、誠実、平和/冷たい、孤独
・青緑…マイペース、自由、独立心/わがまま、虚栄
・紫…ミステリアス、神秘的、癒し/嫉妬、不満
・緑…安らぎ、リラックス、安心/疲れ、未熟
・黄緑…憧れ、喜び、好奇心/弱い、未熟
・ピンク…優しい、華やか、ロマンチック/甘え、媚び
・白…清潔感、信頼感、浄化/別れ、孤独
・黒…高級感、威厳、自己確立/不吉、絶望、恐怖

3.おすすめの色の組み合わせ

リラックスしたい時には青、緑、パステルカラーの組み合わせがおすすめです。
寝室に青、緑、パステルカラーを取り入れると心身が癒され、気持ちが落ち着き、よく眠れるようになります。
やる気を出したい時にはオレンジや黄色などのビタミンカラーがおすすめです。
やる気を出したい時に、普段のメイクにオレンジ色のチークや黄色のアイシャドウを取り入れてみると気分も明るくなりやる気も出ると思います。
集中力を高めたい時には水色や青色がおすすめです。
筆記具やスマホ、パソコンの待ち受け画面、洋服などに水色を取り入れることで集中力が高まります。

4 .まとめ

色の意味知り、その時の心理状態にあわせて色を上手に使えるようになると、どのような色に対しても親しみが持てるようになります。今まで使ったことがなかった色にも興味が持てるようになるでしょう。
色を上手く使って、楽しい生活を送りたいですね。