コラム

オゾンが持つ力

新型コロナウィルスによる国民生活への影響は未だ続いており、インフルエンザ、ノロウィルス、食中毒など様々で、それに対するウィルス対策も数多く存在します。日本人は一般的に清潔を好み、特にウィルス対策への関心は非常に高いと言えます。
その数ある対策の中で、今回はオゾンについてご紹介したいと思います。

【目次】
1.オゾンとは
2.オゾンの特徴と役割
3.オゾンの活用
4.まとめ

1.オゾンとは

「オゾン」とは、酸素分子(O2)が化学反応を起こしてできる三原子分子(O3)であり、地球の大気中、特に成層圏に多く存在し有害な紫外線を吸収する役割を担って、地球上の生命を守る重要な役割を果たしています。私たちの生活する空気中に微量に存在しており人体には影響がありませんが、高濃度のオゾンに関しては有害である為注意が必要となります。

2.オゾンの特徴

オゾンには強い酸化力があり、非常に反応性が高い物質です。その性質を利用して、殺菌、脱臭、漂白などに利用されています。オゾンは特有の刺激臭をもつ気体であり、高濃度になると人体に有害な影響を与える可能性もあります。また、不安定な物質でもあり、自然に分解して酸素(O2)に戻ります。

3.オゾンの活用

オゾンには強力な酸化力で細菌やウィルスを不活性化する為、細菌やウィルス、カビ等の微生物を殺菌する能力があります。その為、水処理において、特に飲料水や温泉水、プールの殺菌に利用されています。オゾンは化学薬品を使わず、自然に分解される為、残留物がなく安全性が高いとされています。また、空気の浄化にも利用され、消臭や抗菌作用がある為、空気清浄機やオゾン発生装置を使って空気の浄化に活用されています。更に、食品の鮮度を保つ為に利用されたり、食品の殺菌処理や工場内の消毒にも使われたりしています。オゾンは有害微生物除去にも役立つ為、食品の品質管理にも活躍しています。
福祉分野でも高齢施設や障がい者施設では感染症対策の為、共有スペース(トイレ・風呂場、食堂)は特に空気を清潔に保つ必要があります。消臭や抗菌作用があるオゾンは施設内で発生する不快な臭いや病原菌、ウィルスを減らす為に利用されることがあります。また、入所施設やグループホームの居室にオゾンを施行して、ダニやカビ、細菌を抑制して清潔に保ち快適な居住空間を提供することができます。オゾンは化学薬品を使わない為、安心して使用する事ができます。
当法人PRになりますが、一部の事業所でもオゾン発生器を、食堂・作業スペースや掃除後のトイレに使用しております。また、通所事業所のガソリンスタンドでも、車内清掃後のオプションとして業務用のオゾン発生器を使用しております。車内の食べ物やタバコ、ペット、エアコンの臭いの消臭やウィルス、ダニ、カビ、花粉等の除菌にも効果があります。また、入所施設の各ご利用者様の居室の除菌・消臭にも使用しています。

4.まとめ

これからも人類はウィルスとの共存関係は続きます。ウィルスの脅威を最小限に抑える為には予防対策が最も重要となってきます。
今回は感染対策でオゾンを取り上げましたが、あくまで数ある方法の一つですので、当法人の感染対策の一例として参考程度にお読みいただけると幸いです。